あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2024/1/13 今年の新年集会は「わらび座鑑賞会」です。
”わらび座は民族伝統をベースに、多彩な表現で現代の心を描く劇団です。
1951年2月 創立。民謡の宝庫と呼ばれる秋田県仙北市にホームベースを置き、現在5つの公演グループで年間約800回の公演を全国で行っています。
海外公演は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、ブラジルなど16カ国で行なっています。 ”
出典:わらび座HP
わらび座さんと御縁のある団委員さんのご厚意により、公演を観覧させて頂きました。
全国&世界で公演を行っているため大分で観覧できる滅多にない機会です。今回の公演は大分市の平和市民公園能楽堂で行われました。
「大地と海のまつり」
まずは能楽堂の横で新年集会。団委員長・団委員さんのお話を聞いたら能楽堂に入場です。自由席ということもあり、開場前からものすごい行列でした。
能楽堂に入るのも初めてなので、能楽堂の神聖な雰囲気に自然と小声になります。
今回は特別公演「大地と海のまつり」
~日本列島・大地と海の唄と踊り。九州と東北を結ぶ寿ぎの祭典~
笑いを生む恵比寿様の口演や唄と踊り、思わずリズムを取りたくなる樽太鼓。
他にも日本海側の九州と東北の民謡・リズム・方言などの共通点があり、日本海側での交易がこのように文化としても広がっていくのか、と気づきも与えてもらいました。
飽きさせない唄・踊り・演奏・ストーリーによりスカウト達も魅入っていました。
公演もあっという間に終わり、最後に観覧客の方向けてに大事なお知らせをさせて頂きました。
募金活動です。
2024年1月1日16時10分、石川県能登半島を震度7の大地震が襲い数多くの方が被害に遭われ、何万人という方々が被災されました。石川県はボーイスカウトとも関わりが深く、特に被害の大きい石川県珠洲市は2018年の日本ジャンボリー開催地でもあります。
大分5団もお世話になり交流しているスカウトもいます。
大分5団でも少しでも役に立ちたいと、公演前後にわらび座さんと大分5団の連名で募金活動をさせて頂きました。
公演に来られた数多くの方々が寄付をして下さり、多くの義捐金が集まりました。
寄付して下さった方々、わらび座の皆様本当にありがとうございました。
公演後に能楽堂の方のご厚意により、スカウト達へ「能」と「能楽堂の舞台」についてご解説頂きました。
能の面、小面と般若をつけさせてもらい演者がどんな視界で演じているのか、面の表情をどうやって作るのかなど教えて頂きました。
また、能の舞台に描かれている松は「鏡松」と言われています。客席の後ろに春日明神の化身である松があり、その松を鏡のように映しているので「鏡板」と言われています。つまり役者は観客に向けてではなく、神様へ向けて能を演じています。
また舞台で一番真ん中にある柱は「目付柱」と言います。能の面をつけると極端に視界が狭くなるので、この目付柱を目印に自分の位置を確認しながら演じるそうです。
小学生のスカウト達がこの辺りの知識はあまり覚えているかわかりませんが、大人の方は聞き入ってました。
新年からボーイスカウト活動ならではの貴重な経験をさせて頂きました。
今年も一年楽しく活動して行けるように、スカウト、リーダー共々頑張ります!
今年もよろしくお願いします!
今年も一年よろしくお願いいたします!
2023/4/28 童話祭準備