2023/6/18は「聴覚障害センター体験会」に行ってきました。
大分県大分市大津町にある大分県聴覚障害者センターで手話の勉強や、聴覚障害がある方が日常生活においてどのような不安を持っているかなどを勉強する施設です。
他には、字幕や手話を入れる映像の撮影や編集も行っています。
今日も体験の子が一緒に参加してくれました。
”大分県聴覚障害者センターは、字幕・手話入りのビデオカセットの制作及び貸出しなどを通じて、聴覚障害者の福祉の増進をめざして設置された施設です。
また、聴覚障害者に対する各種情報の提供と聴覚障害者に対する配慮や手話等を県民に啓発する活動を推進しています。
平成8年10月に全国で13番目にオープンした聴覚障害者情報提供施設で、聴覚障害者センターのみの単独施設で、社会福祉法人大分県聴覚障害者協会が大分県から指定管理施設として運委託を受けています。
センターの愛称「ふれあい交流広場」の名前のとおり、聴覚障害者と手話や要約筆記ボランティアの交流活動の拠点としての機能を果たしています。
また、最近は福祉教育の視点から児童生徒への 手話指導者の派遣や聴覚障害者との交流促進事業 も積極的に展開しており、センターを訪れる児童生徒 も増えてきています。”
(引用:大分県聴覚障害者センター)
まずは手話のお勉強。
センターの方に手話について教えてもらいました。
拍手は音が聞こえないので、手をひらひらと振る動作が拍手と同じ意味であることや、手話の学習のポイントを教わります。
ちょっとした挨拶を覚えるといざという時に使えますね。
次に施設の案内をして頂きました。
エレベーターには非常時に放送が聞こえないため、管理室につながったモニターが設置されていたり、館内にはモニターが多く設置され案内表示がされていました。
こういう所が困るポイントなんだと、気づかされることが多くとても勉強になりました。
相手の立場になって考えることの大切さを改めて感じさせられました。
他には、映像の中に手話を入れるためにのスタジオを見学。
このスタジオで手話を撮影し、映像の中に手話を入れる編集も行っています。
ちょっとテレビの撮影スタジオみたいで、スカウト達ははしゃいでいました。
そして最後は手話の実践です。
勉強した手話をみんなの前で披露しました。ちゃんと皆覚えていたかな?
最後に集合写真を撮影して今日の活動は終了です!
スカウト達には相手の立場になって考える、思いやりの心を活動を通して気づき、育んでいってほしいと思っています。
2023/4/28 童話祭準備