2024/5/5は「童話祭&ミステリーツアー」です。
前回童話祭準備で作った仮装行列の衣装で参加してきました!!
この童話祭は日本のアンデルセンと呼ばれる久留島武彦先生の功績を称えて1950年から毎年開催されているお祭りです。
そしてその久留島武彦先生はボーイスカウトを日本に広めた人でもあります。
この童話祭に参加したきっかけは、ボーイスカウト運動100周年記念行事で、2007年に県下のボーイスカウト全団でパレードに参加したことが始まり。
それ以来不思議の国のアリス・ゲゲゲの鬼太郎等々毎年童話のキャラクターに仮装してボーイスカウトをアピールしています。
今年は久留島武彦先生の生誕150周年を記念して、先生の童話の中から仮装を行いました。
ちょうど10年前の保護者の方のブログを見つけました。以前は賞があったんですね~。
こちらのブログに映っているカブスカウトも本日はローバースカウトとして出場です。
童話祭は9時開始ですが、当日は5万人もの人が訪れるGWの大イベントです(ちなみに玖珠町の人口は1.6万人)
毎年渋滞がすごいのでなるべく早めに到着できるように朝は6時15分に日吉神社に集合!5時起き!眠いです。
誰も寝坊することなく全員集合!まずは日吉神社に参拝。今日も無事に元気に活動できるように祈念しました。
団委員長が用意してくれたマイクロバスに乗って出発です!
玖珠町までは車で1時間ちょっと。
スカウト達も朝早いのでテンション低いです。童話祭までの間にアゲアゲするために!ビーバー隊隊長が準備してくれたビンゴ大会を開催!
景品はおやつ!有意義なおやつタイムを過ごせるかな!?
数字が読み上げられるごとに「数字あった!」「全然こない!!」色々な声が飛び交い大盛り上がり。
だんだんとスカウト達もいつもの元気な姿になっていきました。
途中PAでトイレ休憩を挟んで8時前に仮装パレードの集合場所に到着です。
そこに現れたでっかい「フクロウ」に一同仰天!団委員さんが毎年作ってくるパレードを盛り上げる物がいつも楽しみです♪
カブ隊とビーバー隊は衣装に着替え、ボーイ・ベンチャー・ローバーはそれぞれの看板を持って行進します。
リーダーや保護者も仮装をしたり横断幕を持ったりと全員で協力して仮装パレードを盛り上げますよ~!
他にも玖珠町の小学生・幼稚園・保育園のかわいい仮装や、玖珠町長の安西先生(スラムダンク)、毎度おなじみのアンパンマン、日田市の藤蔭高校のブラスバンドなどなど、様々な出場者が一堂に会しました。
9時になり仮装パレード開始です!!
藤蔭高校のブラスバンドが仮装パレードを盛り上げます。
それに続いて大分5団も出発!
途中団委員さん自作のポストカードとパンフレットを観客の方々にスカウトからお渡しし、宣伝もしっかり行いました。
多くの人に見られるという経験は中々ないので、ちょっと恥ずかしい気持ちもありつつ、見てくれる人が笑顔で写真を撮ったり、手を振ったりしてくれて少し誇らしい気持ちにもなれたのかなと思います。
ほんの10~15分程度の行進ですが、来年ももっと気合入れて仮装頑張ろうと思いますよ~。
そうこうしている間にゴールの三島会場へ到着。仮装パレード参加者だけがくぐれる30mのジャンボこいのぼりをくぐってゴールです。
式典が始まり、花咲かじいさんに扮した佐藤県知事が開会を宣言!
そして昨年語り部大会で久留島武彦賞(最高賞)を受賞したお二人がそれぞれ語り部を披露。
■きっちょむさんのとんちばなし「ねずみの名作」
■いのちをいただく「みいちゃんがお肉になる日」
二人とも本当に上手で、会場にいる人々がお二人の口演に聴き入っていました。
また他にも久留島先生の口演50年を記念して建てられた童話碑が、2024/5/5に玖珠町の指定有形文化財に指定され、その授与式行われました。
開会式も終わり、有形文化財の童話碑の前で佐藤知事も一緒に記念撮影。
続いてジャンボこいのぼりの前で記念撮影。
するとそこに朝日新聞の記者の人が取材にきて、なんと次の日新聞の記事になっていました!!
いい記念になりました。
仮装パレードも終わり、童話祭会場を後に。
団委員さんのフクロウは、帰り道でもすごく目立って写真撮影を何度もお願いされていましたよ~。
さあ続いては、どこに向かうのか。それは団委員長のみぞ知る。
そう今から「ミステリーツアー」です!!!
団委員長が企画してくれました。どこに行くかはついてからのお楽しみです。
到着するまで、バスの中でゲームです。
「あなたはだあれ??」ゲーム
封筒の中に書かれたお題になりきって皆の質問に答え、何になりきっているかを当てるゲーム。
質問がうまくできるかが重要です。
単純なゲームですが、スカウト達はどんな遊びも本気です。
当たると本気で喜ぶので見てても楽しいですね。
さあ!そろそろ到着するよ~。
ミステリーツアー第1の場所はどこでしょうか?
正解は耶馬渓ダム!
昭和60年竣工。総貯水量2330万立方m。総工費430億円。高さ62m。長さ313m。
ダムは中々見ることのない巨大建造物なので迫力がありますね~。
現在は故障中でしたが、噴水が上がる時があるそうです。
ダムは水が停滞してしまうと植物性プランクトンが水面に異常繁殖して水質を低下させてしまうため、水質を安定させるために色々なパターンの噴水を行っているそうです。(山国側河川事務所HP)
事務所に行ってダムカードを頂き、耶馬渓ダムを後にしました。
次はどこに行くのかな~?
再びバスに揺られること20分
続いての場所は・・・耶馬渓と言えばの場所。
耶馬渓と言えば「青の洞門」
そう!「青の洞門」です。
江戸時代、耶馬渓は交通の難所と言われており、絶壁を超えて人々が往来していました。
その絶壁を超えられずに、幾多もの人々が転落死するという痛ましい事故が発生する場所でもありました。
それを気の毒に思った禅海和尚が、槌と鑓で30年かけて手彫りしたトンネルが「青の洞門」です。
お腹もすいたのでここ青の洞門の河川敷でお昼ご飯を頂きました。
早速青の洞門に入ってみます。
現在は禅海和尚が掘ったトンネルはほんの一部。
明治40年に新たに掘削されて、現在は車も走れる道路になっています。
禅海和尚が掘ったトンネルに入ると壁一面がゴツゴツしています。
これを人の手で掘ったのか・・・と思うと、とてつもない労力に驚嘆です。
途中方向を間違えて掘った場所もあり、これに気付くのに何か月かかったんだろうと?と当時の禅海和尚の気持ちを考えながら見学していました。
そもそも青の洞門はなぜ「青」何でしょうか?
旧本旧耶馬渓町大字曽木字青という地名から青を取って青の洞門と呼ばれるようになったとのこと。
勉強になりました。
また私自身、禅海和尚は殺人を犯した罪人で、その罪滅ぼしでこの洞門を掘るようになったと聞いたことがありました。
これは諸説あるようですが、大正8年に出版された菊池寛「恩讐の彼方に」という、青の洞門を舞台にした小説で、罪人の罪滅ぼしで掘り始めたという物語がきっかけのようです。
最後は青の洞門を抜けた耶馬渓橋へ。
耶馬渓橋は2022年に国の重要文化財として登録された、日本最長の石造アーチ橋です。
ここは当初観光目的として作られましたが、日出生台への道としても活用されていました。
現在は2023年7月の洪水復旧工事のために通行はできません。
最後はここで記念撮影をして、ミステリーツアーは終了です!
勉強になったし楽しかったですね~。
トイレ休憩で寄った所でアーチ橋の体験コーナーを発見、スカウト皆で協力してアーチ橋を作っていました。
団委員長のバスで帰宅です。
帰りは2時間弱、15分もするとバスはすっかり静かに。スカウトも大人も爆睡でした。
団委員長、ミステリーツアーの企画からバスの運転までありがとうございました!!
日吉神社に戻り参拝し解散しました。
今日も一日お疲れ様でした~。朝早かったから帰ってゆっくり休んでね。
さあ来年はどんな仮装にしようか?楽しみですね♪