2025/1/19 カブ隊・ビーバー隊は国旗の勉強と正月遊びを行いました。
カブブックの中に国旗について学ぶ項目があるので、日本の話と一緒に勉強です。
そして、今の時代にはやらなくなった正月遊びをみんなで楽しみました。
まずは国旗の勉強。
カブブックには1870年に制定されたとありましたが、日本の国旗の基となる「日の丸」が歴史上登場したのはさらに700年前の1180年頃。
平氏と源氏の戦いの中で、平氏が赤地に金丸、源氏が白地に赤丸の旗を掲げて戦(源平合戦)を行いました。
そこで勝ったのが源氏であったため、今の白地に赤丸の国旗になったと言われています。
紅白で戦う「運動会」「紅白歌合戦」は、この源平合戦がもとになっています。(諸説あり)
日本の国旗の赤丸「太陽」表しています。そして国名も「日(ひ)」の「本(もと)」、太陽の下にある国という意味を持っています。
神道の中でも、最高位に位置する神様「天照大御神」は太陽の神様です。
このように私たち日本人は、太陽をとても大切にしてきたことがわかります。
他にも男の子を指す「彦」は元々「日子」
女の子を指す「姫」は元々「日女」と表していました。
さらに一例を挙げると、邪馬台国の女王「卑弥呼」
日本人の感覚からすると変な字だと思いますが、これは中国が当て字でつけた漢字です。
日本は当時文字を知らなかったので、推測ですが「日巫女」だったのではないかとも言われています。
また卑弥呼が亡くなった年と前年に「皆既日食」があったことから、日食がきっかけになり命を絶たれたのでは?という説もあるなど、昔から日(太陽)に関わる歴史が多く存在しています。
日本の国旗について勉強しましたが、外国の国旗はどうでしょう?
外国の国旗もさまざな意味を持っています。
特に植民地にされていた国の国旗には、独立したことを意味するシンボルや色が使われていることが多く、その国の重要な歴史を垣間見ることができます。
そのため、それぞれの国の人たちは国旗に誇りをもっており、粗末に扱われればそれはその国を侮辱されたことを意味しています。
国旗を燃やしたりして、大きな外交問題に発展した事例は多くあります。
ボーイスカウトは世界170か国の人たちが活動している団体であり、世界ジャンボリーでは各国の国旗が毎朝掲揚されます。
世界で交流を行うボーイスカウトは、世界各国の国旗の意味、重要性を認識しておく必要があると思いこのような勉強を行うことになりました。
かなり難しい内容でしたが、多少理解してくれたかな~?
少し休憩をはさんで、次は正月遊びです。
最近はすっかりやらなくなった定番の正月遊びをみんなでやってみよう!ということで、みんなで「福笑い」「かるた」「凧あげ」を行いました。
まずは福笑い。
定番のおかめとひょっとこに加えて、ドラえもんやマリオ(公式HPでダウンロード可)の福笑いを隊長が準備していました。
単純なんだけど、目隠しをした子たちが、とんでもないところに目や鼻を置いていくのを、みんな笑いながら楽しんでいました。
ゲームで遊ぶのもいいけど、こういう単純な遊びも楽しいね~。
お次は「かるた」。
かるたと言ってもカブスカウトならではの「チャレンジ章かるた」polarstarさんのHPを参考に作ってみました。
チャレンジ章をどれだけ理解しているかが重要になります!さぁ!誰が一番ゲットできるかな~。
やっぱりチャレンジ章をたくさんゲットしている人が多くゲットしていました。
おてつきを誘うお題もあったり、大盛り上がりでした!
そして最後は凧あげ。
ぐにゃぐにゃ凧といって、簡単に作れる凧でそこにみんなで思い思いの絵を描いて飛ばすことにしました。
みんなどんな凧にするのかな?
みんな個性あふれる凧の絵を描いたら、おもりになるしっぽとタコ糸をくくりつけて完成~。
早くできたスカウトは早く飛ばしたくてウズウズしてました。
個性的な凧ができました!
みんな個性あふれる凧の絵を描いたら、おもりになるしっぽとタコ糸をくくりつけて完成~。
早くできたスカウトは早く飛ばしたくてウズウズしてました。
さあ!みんなで外に行って飛ばしてみよう!
この日は風が全然なかったので、走らないと飛ばない状態でしたが寒い冬に走り回って、みんな半袖になっていました。
冬だと中々外に出たくなくなりますが、こんな機会があると寒い外でも楽しく活動できますね。
凧あげも十分楽しんだ所で、今日の活動は終了~。みんな正月遊び楽しかったかな?
今年度の活動も残すところあと4回。このメンバーで活動できるのももう少しです。
くまスカウトはカブスカウトでの活動も終わりになります。悔いの無いように楽しもうね~。