8/4は10KCのビーバーカブデーということで、ビーバー隊・カブ隊で見学に行ってきました。
大分5団のボーイ隊も参加している第10回九州キャンポリー(10KC)に、1日だけビーバー隊・カブ隊も参加できる日があり、10KCの雰囲気やボーイ隊の様子などを見に行ってきました。
朝は7時前に日吉神社に集合し、団委員長のバスに乗って出発です!
ボーイ隊の保護者や、途中参加のベンチャースカウトも一緒に総勢20人の大所帯。
団委員長のおかげで1台でみんなで行くことができるので、本当に感謝です。
バスの中は、とても賑やか。みんなで行けるので朝はテンション高いです。
10KCの会場は熊本アスペクタ会場。野外フェスティバルなども行われるとても広い会場で開催されています。
日吉神社からは約2時間かかるので、途中道の駅菅生で休憩を取りました。
2時間かけてアスペクタ会場に到着!団委員長運転お疲れさまです!
アスペクタ会場はとても広く駐車場から受付までの道のりも結構ありました。
この日も猛暑日だったので、ちょっと歩いただけでも汗が・・・こんな中みんな大丈夫なのかな?
まずは、ビーバーカブデーのイベントへ参加します。
イベントの内容はこちら、9つすべてを回ると記念品がもらえるみたい。
全部クリア目指して頑張ろう~。
・ペットボトル空気砲
・シャボン玉で遊ぼう
・世界で一つだけの缶バッジをつくろう
・紙コップ風鈴をつくろう
・あその名水ですいぞくかん?
・カモフラージュをさがせ
・ミクロハイクにでかけよう
・紙コプターであそぼう
・いろんな人にメッセージをおくろう
最初に目指したのは「世界で一つだけの缶バッジをつくろう」
何やら、オリジナル缶バッジが作れるらしい。
どんなバッジが作れるか楽しみ♪
作れるのは10KCのデザインをベースに自分で手を加えていくというもの。
みんな思い思いの缶バッジをデザインしていました。
2つ目は「ミクロハイクにでかけよう」
普段何気なく通っている道や芝生をルーペを使ってみてみると、いつもとは違う景色が見えてきます。
小さい虫や草、花をルーペを使ってよ~く観察してみると、実はこんな形していたんだ!とか、
触ってみるとざらざらしているのって、こういう理由があったんだ!など色々な発見があります。
あまり自然の中で観察するような活動をしてきていなかったので、今後の活動にもとても参考になりました。
3つ目は「あその名水ですいぞくかん?」
これは、よく科学実験でも見たことがあります。
金魚の醤油さしを入れたペットボトルに、水を満タンまで入れると、金魚は浮かびます。
ペットボトルを押すと・・・金魚は沈んでしまいます。
これは、金魚の中の空気が圧縮されることで浮力が下がり沈んでいくというものです。
色んな色の魚を用意したり、周りに海の模様を描いたらもってホンモノっぽくなりそう。
4つ目は「紙コップ風鈴をつくろう」
短冊や紙コップにペンやシールでオリジナルデザインをしたものを使って風鈴を作るというもの。
最近はエアコンを使用しているため風鈴を見たことがないスカウトも多いかもしれません。
昔は、風鈴の音を聞いて涼を感じていたものですが、最近は暑すぎますね。。。
4つ終わったところでお昼近くになったので、大分派遣団の様子を見に行くことに。
大分5団のボーイ隊は「天國宗麟隊」という派遣団第二隊で活動しています。
キャンプサイトを見に行くと、ボーイ隊長がパンケーキでおもてなし。
久々に会うボーイ隊は、夏の暑さでかなり疲れていそうでしたが、終始みんな笑顔で楽しそうでした。
他の団のスカウト達ともすっかり仲良くなっていて、一人前のボーイスカウトに見えましたね。
ボーイ隊長のご厚意で派遣団のサイトの中でご飯を頂けることに。
スカウト弁当をみんなで頂きました。
テントサイトの日陰に入ると、風が通るので風が吹くと結構涼しく、夜になると1枚着ないと寒いくらいだったみたいですね。
さらに、前日に福岡の派遣団からもらったスイカをビーバー・カブ隊にふるまってもらいました。
こんなところでスイカを食べられるとは・・・。ありがたいです。
せっかく阿蘇に来たのでこのあと色々と観光をするため、ビーバーカブデーはこれで終了。
最後に派遣団のスカウトのみんなと記念写真を撮影しました。
あと3日間頑張ってね~。
せっかく熊本の南阿蘇にまで来たので、観光に行きます。
行先はリーダーだけが知っている第2弾ミステリーツアー。
最初の行先は「高森湧水トンネル」
昔、昭和48年から始まった延線工事でトンネルを掘っていたところ、地下水が大量に流れだしたため、中止せざるを得なくなったため、現在は公園として利用されているそうです。
トンネルに入ると中は17℃!外がものすごく暑かったので寒いくらい。一年を通して温度が変化しないため、高千穂川のトンネルは地元酒造メーカーの酒蔵として利用されています。
いまでも毎分32トンもの水量が湧き出しており、阿蘇の水源の豊富さに驚かされます。
続いては「白川水源」
白川水源は日本全国の「名水百選」に選ばれている水源で、水源探索で訪れた「男池湧水」と同様に飲用することが可能です。
白川水源の横に鎮座する水神様を祀った「白川吉見神社」にお参りしてきました。
手水に湧き水を使用しており、ここでも阿蘇の雄大さがうかがえます。
九州の水源は阿蘇の山々によって作られているんだなあと、感じさせられました。
最後は、ここはボーイスカウトとてしては絶対に外せない場所。
「阿蘇大橋」です。
2016年、熊本を襲った2度の震度7の地震。日吉神社とも関係の深い加藤清正が、築城した熊本城が奇跡的に崩落を免れた姿も記憶に新しいです。
そして、8年前当時の遺構がそのまま残されたのが「阿蘇大橋」。通行中の車が崩落に巻き込まれ男子大学生の尊い命が犠牲になっています。
現在はすぐ近くに新阿蘇大橋がかけられており、近くの駐車場からその残った橋桁を見ることができます。
この橋桁を見ると、ボーイスカウトのモットーである”そなえよつねに”が心に刻まれます。
日本に住んでいる限り、いつどこで同じ様な地震が起こっても不思議ではありません。
何が起きても、どうやって対応していくか「そなえよつねに」をモットーに行動していかなければならないと感じました。
雨も降ってきたので、帰宅することに。
10KCの見学や水源、震災ミュージアムなど色々な経験をした一日でした。
団委員長も一日中運転ありがとうございました。
スカウトも大人も色々経験させてもらいました。
こういったボーイスカウトならではの活動で成長していってくれるといいなと、リーダー・保護者はいつも願っています。
さあ次はどんなワクワクが待ってるかな~?