2024/4/7は丹生神社にて『上進式』を行いました。
今年はカブ隊が3名、ボーイ隊が4名、ローバー隊が1名が上進です。
雨が心配でしたが、天気も何とか持ってくれました。
私達大分5団の母体は日吉神社ですが、今回丹生地区の丹生神社でおこないました。その理由は上進式の後、団委員さんが詳しく教えてくれました。
その話は後ほど・・・。丹生神社は大分5団とゆかりの深い場所でもあります。
まず、上進するスカウト達が一つ上の隊の服に着替えます。
見た目が変わっただけで、急に大人になったように見えますね。
上進式でチーフを巻いてもらうまでは、まだ前の隊スカウトです。一度前の隊で集まって、リーダー達に激励してもらいました。
上進式の前にまずは、丹生神社にお参りです。
正式なルートで、鳥居の前で帽子を取って一礼、参道→手水舎→お参りを行いました。
みんなでお参りするとどういう作法で行うのか勉強になりますね。
丹生神社にお参りしたら、いよいよ上進式です。
まずは、カブ隊の上進式。
名前を呼ばれて一人ひとり前にできます。かなり緊張の面持ちです。
こんな厳かな雰囲気でみんなの前で出るのはちょっと緊張しますよね。
ひとりずつ、カブ隊の約束の宣言、団委員長からチーフを巻いてもらい、隊長からカブブックを手渡してもらいました。
カブ隊隊長に一言もらい、現カブ隊から「おめでとう!」の祝声をもらい、正式にカブ隊の仲間入りです!
これから一緒に色々遊ぼう!
続いて、ボーイ隊の上進式。
ボーイ隊は4名が上進です。今まで主に2人で活動していたボーイ隊の先輩たちはとっても嬉しそうです。
ボーイ隊もひとりずつ誓いのことばを宣誓し、団委員長からチーフの贈呈、隊長からボーイ隊のハンドブックを手渡してもらいました。
ボーイ隊隊長から一言頂き、現ボーイ隊のスカウトから「弥栄!」の祝声をもらい、正式にボーイ隊の仲間入りです!
ボーイ隊は一気に4人も増えました!にぎやかになりますね~。
そして最後にローバー隊に上進するベンチャースカウトが1名。
ローバースカウトともなると、もう慣れたものです。
ローバースカウトになると、自分の言葉で宣誓をおこないます。
県外に出ることになりましたが、ボーイスカウト活動は続けていく!という心強い言葉をもらうことができました。
ローバー隊隊長から一言頂き、全員から「弥栄」の祝声をもらい、新しい頼もしいスカウトがローバー隊に上進しました。
これで上進式も終わり、この後ちょっとした散策を行います。
それでは、なぜ今回丹生神社で行ったのかを解説していきましょう!
まず大分5団は元々、北海部郡2団と呼ばれていました。北海部郡2団の発祥は流芳寺。
そして日吉神社の宮司さんが団委員長を務めてから母体は日吉神社になり現在に至ります。
当時の日吉神社の宮司さんのご兄弟が丹生神社の宮司を務められており、北海部郡1団を結団したそうです。
丹生神社は北海部郡のボーイスカウト発祥の地ということを知ってもらおうと、今回上進式を丹生神社で行うこととなりました。
丹生の名前の由来は「丹(赤い土)」が「生」まれることから来ています。
丹とは朱砂という顔料の原料となる鉱物のことで、朱肉の材料としても使われていました。
その朱砂を御神体として建立されたのが丹生神社です。
解説のあと、丹生神社の周りの散策を行い、御神体である朱砂も拝むことができました。
神社スカウトとして、神社はどうやって建立され、昔の人は何を想って神社を守ってきたかを知るのはとても大切ですね。
散策を終えたら、特別に丹生神社の神楽殿を見学させて頂くことに。
この神楽殿は普段は神職の方しか入れない神聖な場所です。
お祭りなどの時に使用されるとき以外は一般には公開されていません。
お祭りの時にはすべての扉が開かれてお神楽が披露されます。
その貴重な神楽殿を見学させて頂き、最後に皆さんで記念撮影を行いました。
最後に、お世話になった丹生神社への奉仕活動(草取り)を行ったあと各隊、次回の活動に向けての説明や、新しい組長の発表、保護者会が開かれ解散となりました。
今年も新しいメンバーと一緒に活動することになります。
先輩スカウト達は後輩たちが入って、早速わからないことを色々と教えてあげていました。
こうやって連綿と、様々な歴史が続いていったんだなと改めて思いを馳せる上進式だったなと感じます。
今年も一年楽しく活動していきましょう!!