2024/12/15は昭和52年から続く伝統行事「餅つき演劇会」を城原公民館で行いました。
今年もやってきました餅つき演劇会。お餅を食べられるので楽しみにしているスカウトも多いです。
団全体での活動&お餅つきのお手伝いをしてくれる、ばあばスカウトや体験会の方も来てくれてとってもにぎやかな活動でした。
まずは国旗掲揚。
開会式と一緒に今日はベンチャー・ボーイスカウトの防災章の授与式を行いました。
昨年から頑張ってきた甲斐がありましたね。
続いて演劇会です。
ビーバー隊・カブ隊は「桃太郎」
服装や小道具まで準備してきたスカウトもおり、前回練習してきた配役で演じました。
そして鬼との対決では各スカウト色々な特技・一芸を披露してくれました。
勝敗は団委員長に決めてもらいます。
勝ったのは・・・「桃太郎チーム」!!
最後に盗まれた家宝の中に演劇賞のレプリカと最優秀一芸賞が入っていました。おめでとう!
ボーイ隊は硫黄島の日本兵「アンノウンソルジャー」に命を救われた、ボーイスカウトのアメリカ兵のお話です。
硫黄島はアメリカとの戦争で日米の兵士合わせて5万人を超える多くの血が流れた場所です。このような戦禍の中で様々な人の物語があるのだと感じさせられました。
ベンチャー隊は、アメリカにボーイスカウトが広まったきっかけとなった「アンノウンスカウト」という話を、一人で演じてくれました。
さすがベンチャースカウト、肝が据わっていますね~。
困っている人を助けるのは当たり前、というボーイスカウト精神は引き継いでいかなければなりませんね。
そしてサプライズゲストとして団委員長による琉球古武術の型を披露!
前々から聞いてはいましたが、見るのは初めて!かっこいい!
琉球古武術はヌンチャクやトンファー、釵(かんざし・さい)という武器を使った武術です。
空手をやっているスカウトも興味津々で見ていました。
最後に団委員さんからのお話。
第一次世界大戦、ドイツ軍対連合国(フランス・イギリス・ベルギー)の戦いの中で12/24に、敵味方関係なく兵士たちが歌を歌ったり、クリスマスプディングを交換し交流を行った「クリスマス休戦」の話でした。
そのクリスマス休戦のきっかけとなった歌「きよしこの夜(Silent night)」をみんなで歌いました。
ではでは餅つき始めていきますよ~。
今年のもち米は、保護者の方のご実家がお米を作っているとのことで、美味しいもち米を提供して下さいました。
ビーバー・カブ・ボーイ・ベンチャー・リーダー&保護者それぞれ一臼ずつついていきますよ~。
ビーバー・カブは1人でついたり親子でついたり、和気あいあい。
マスコットや見学の方も餅つきを楽しいでいました。
ボーイ隊は、ビーバー・カブとは違い、大人の力を借りずにスカウト達だけでつきます。
大人から厳しい野次が飛びます「そんなんじゃ、うまくならんぞ~!」
1~2年違うだけで扱いがだいぶ違いますね・・
餅つきはスピード勝負です!早くつかないと固くなってしまいます。
早く早く!
ついた餅は急いで丸めます。
美味しそう~早く食べたいよ~。
先に餅つきを終えたスカウト達は、防災士の団委員さんから「防災トイレ」の作り方を教えてもらいました。
災害時に最も困るのはトイレです。水が流れなければ、家のトイレも使えません。
そんな時に使うのが「防災トイレ」です。
段ボールを組み立てて、その中にビニール袋とペットシーツを敷き詰めて用を足します。
1回ごとにビニール袋やペットシーツを取り換えるのですが、その一式を作りました。
人は1日に5回程度用を足します。水道が復旧するのは早くても3日はかかるので、一人当たり15式は必要になります。
そんなにいるのか・・・と改めて防災の必要性を感じました。
その頃、リーダー・保護者達はお餅つきです。今年のもち米はたくさんあるので大人たちが頑張りましたよ~。
暇を持て余したスカウト達は、皆でお遊びタイム。
青鬼のビュンビュンゴマにみんな興味津々。
他にもハンカチでスカウトが作っていたネズミを、教え合っていました。
今日はお餅は持って帰るので、ここでは食べませんが、残りのもち米をお団子にしてみんなで試食タイム!
朝早くから活動しているので、みんなお腹ペコペコ。
なにもつけていないけど、美味しかったですね~。
一年の締めくくりの行事「餅つき演劇会」もこれで終了~。
今年もみんなで色々と交流できて楽しかったかな?
今年も一年お世話になりました。
来年は大分5団は70周年を迎えます。皆様引き続き大分5団をよろしくお願いします!